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ビジネス経験ゼロの私がルワンダでソーシャルビジネスを始めるまで②

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この記事は「ビジネス経験ゼロの私がルワンダでソーシャルビジネスを始めるまで」の2篇目。2017年にルワンダに移住してから2019年10月「グルテンフリー ・ビーガンの焼き菓子事業を通じてルワンダ首都キガリ で女性支援を行う」事業を始めるまでの経緯についてご紹介します。

前回は、貧困女性の訪問調査を終え貧困について感じたこと、女性支援のニーズについて考えたことをまとめました。

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今回はその後、どのようにしてアイデアを具現化させたのか紹介します。

ソーシャルビジネス(社会起業)や途上国支援に興味がある方、具体的にやりたいことがあるがどのように事業化できるか方法を探っている方に参考になればという思いで綴ります。

ビジネスチェンスを見つける

2018年見切り発車で始めたキテンゲ 雑貨の日本販売は収益は得られましたが、日本への発送・販売は不定期のためルワンダ現地の女性たちに定期的に給料を払い自立支援することは困難でした。ルワンダ女性とChisatoNemoto

そこで、「ルワンダ内で継続的にできる事業はないか?」と考え始めます。

以前から「貧困層と富裕層でお金を循環させるシステムを作りたい」と考えていました。そこでビジネスターゲットを駐在外国人やルワンダ 人富裕層に絞りました。

ルワンダ首都キガリ には約3000人以上の外国人が駐在し、また国際会議や観光資源に注力し始めたルワンダは年々外国人の訪問者が増えていました。2017年からルワンダで生活をして感じたことは、アレルギーや宗教に対応したグルテンフリー やビーガンの食品をほとんどスーパーやカフェで見かけないということです。Facebookの駐在外国人コミュニティーでも時々、豆乳やグルテンフリー パンなど食品はどこで買えるのか?といった疑問を投げかける人もいました。

首都キガリ でビーガンやグルテンフリー の商品を販売するのはビジネスチャンスかもしれない、そう感じた私は、さっそく事業化に向けて動き始めました。

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アイディアを具現化させるまで

とはいえ、助産師として生きてきた私はビジネスの経験はキテンゲ 雑貨の販売が初めてで経験値はほぼゼロです。さらにはただのビジネスではなく、外国で女性を支援するという目的まで上乗せ。

幸運なことに、ルワンダ駐在していた友人が、大学時代からNPO「PLAS」にて中心メンバーの一人として関わっており、またビジネス経験も豊富で、私が知りたいこと全て網羅して経験している神様のような方だったので、さっそく相談をしました。

友人はNPO『PLAS』の方々との面談を設けてくださり、そこではみなさんがとても丁寧に「どうしたら具現化できるか」について案や助言をくださりました。その中の一つがJICA基金「世界の人々のためのJICA基金」だったのです。

他にも応募できる基金はありましたが、最終的にJICA基金に応募しようと決めたきっかけは、2019年度応募からチャレンジ枠ができたことでした。経験のない団体・個人に伴奏支援者が付き、活動のサポートや助言をしてくださるという貴重な経験を享受できるものです。

一人で初めての女性支援、ビジネス(社会起業)をしようとする私には、資金だけでなく知識不足や決断力に不安が大いにあり、伴奏支援者はとてもとても大きな魅力でした。

2019年1月末に応募。

2019年5月、無事に採用通知が届き、ようやく「ルワンダ首都キガリ でベーカリー事業を通じて女性支援を行う」事業が現実に見え始めました。

ABOUT ME
Chisato823
千里(Chisato) ルワンダ在住、助産師。 ビジネスで女性支援をするためAfricanDaisyを設立 元青年海外協力隊(27-3/ラオス) バツイチ再婚、遠距離恋愛も経験済み。 アフリカ旅情報やルワンダ女性のこと、書評や日常など書いています。