ルワンダの伝統工芸品の一つにバスケット(アガセチェ)があります。
この伝統工芸バスケットを購入できる場所として以前紹介した首都キガリ にあるTalking Through Artではバスケットを手軽に安価で手作り体験できるのでさっそく体験してきました。
この記事ではその時の体験の様子と詳細を紹介します。ルワンダに観光でいらした際はぜひ足を運んでみてください。
ルワンダ観光のオススメ:首都キガリ で伝統工芸バスケットの手作り体験
伝統バスケットについて
ルワンダの伝統工芸品の一つであるバスケットは、現地語で平和という意味のAgaseke(アガセチェ)と呼ばれています。
Agaseke(アガセチェ)というと伝統的には下のような蓋のついたバスケットを指し、慣習的に女性によって作られてきました。
そして、結婚式のようなお祝いする際にバスケットにプレゼントを入れて送り、愛や平和を伝えるアイテムとして、このアガセチェの伝統が受け継がれてきたのです。
このアガセチェはイシンギ草に色で染めたサイザル麻を巻きつけて形や模様を作っていきますが、一つ一つに込められる願いが様々な美しい柄として表現されています。

今では伝統的なアガセチェの形のみならず、上写真のような円形バスケットや鍋敷き、トレー、ブレッド入れなど様々な用途に使える形が作られています。
バスケット作り体験
バスケット作り体験ができるTalkingThroughArtは、身体に障害をもったルワンダの人たちが収入向上・自立のために工房でバスケットを作成し、販売をしています。

開始時間は決まっていないので、予約の際に自分の行きたい時間を伝えることができます。
観光や出張での滞在になると忙しく時間調整が難しいのですが、こちらは自由に時間が選べるため便利です。
予約した時間に伺うと、ルワンダの方が私に教えるために待っていてくれました。みんな笑顔で挨拶してくれるので緊張はすぐにほぐれます。
ルワンダの方が編み方を見せてくれながら見よう見まねで編み込んで行きます。そこには言葉の壁はありません。心地よい沈黙が流れます。
また、写真のように芝生の上でルワンダの空と気持ち良い風の下で開放感を感じながら作ることもできます。
青空の下、黙々と手先を動かす。ストレスが吹っ飛びました。
また、NGO職員で英語が堪能な方もいるため、取り組みや思いについて語り会いながら作成することもできます。全員が全員笑顔で優しく温かく迎え入れてくれ、気さくに話かけてくれるので心の垣根なく会話ができました。
作業時間は予約した時間に行けば、自分の気がすむまで何時間でも体験できます。
私は他の用事があったため1時間強の滞在で↓の大きさを作れました。

仕上げにつくったの↑をキーホルダーにしてくれました。
予約方法・値段
事前予約は前日(当日)でも空きがあれば可能です。
3名までの申し込み 10000RWF/人(約1180円※2019年7月24日時点のレート)
4名以上の申し込み 7000RWF/人(約830円※2019年7月24日時点のレート)
時間はNGOの活動時間内(月ー土曜 9:00-18:00 / 日曜 10:00-17:00)であれば要相談で好きな時間から始めることができ、自分で満足するまで作成できるので、1時間で終わらせることも1日中行うことも自由にできます。
予約は公式サイトTalkingThroughArt またはEmail:talkingthroughart@gmail.com からどうぞ。
お店の場所
市内から少し離れているため、市内から移動するとタクシーやMOTOのドライバーは場所を知らない場合がありますが、「YambiHotel」と言うと場所を知っているドライバーは多いです。YambiHotelのすぐ近くにTalkingThroughArtはあります。