ルワンダ首都キガリにある貧困層が生活する地域で女性インタビューをしていると、「外国人がいる!」と子ども達が集まってきます。
カメラを持っていると、撮って撮って〜!とさらに集まってくるこどもたち。
約4ヶ月の村訪問で集めた子供達のかわいい写真をご紹介し、ルワンダの子ども達の遊びや雰囲気をお伝えします。
笑顔というレンズを通してみるルワンダの日常をご覧ください。
ルワンダ:子供達の遊び・夢は何だろう?子供達の日常を紹介します
ルワンダの子ども達の遊び
一番よくみるのがタイヤ転がし。
小さいものから大きいものまで丸であればなんでも転がします。
日本だと昭和まではこの遊びをやっていたのでしょうか、(やったことないけど)懐かしい気持ちになります。
そして、本当に上手に転がす子ども達。

写真がありませんが最近、ハリガネで車の形をつくって遊んでいる男の子たちを時々みます。やっぱり男の子は車が好きですね。
次にご紹介するのが、家づくり!本格的なんです!
土を集めてきて、水でこねて、レンガを作り、組み立てていきます。
レンガ同士をしっかり接着させます。
次の日みてみると・・・
大きくなってる!
子ども達がここまで本格的にできるとは驚きました。
ローカルの家はこのように土からレンガを手作りして作っている家が多いため、周りの大人がやっていることを自然と身につけているのでしょう。
表情がみんな誇らしげです。
そして、女の子の遊びといったらやはりお人形。
下の写真の子はお人形をおんぶして遊んでいました。
私が写真を撮ろうとすると、お人形を抱いて見せてくれたのです。
優しい。

赤ちゃんをおんぶする時、ルワンダは布一枚で包みます。
布一枚で落ちないのはすごいな、といつも関心します。
子ども達はこれを真似てお人形をおんぶしているのです。
ルワンダの子ども達:カメラのポーズ
カメラを持っていると子ども達が寄ってきて「撮って撮ってー」をポーズをとり始めます。
そのポーズがみんな同じ。
キマってます。
この上の写真の男の子は写真後ろに写っている2人と一緒に歩いていたのですが、突然私の方に駆け寄ってきて、「フォト撮って」とポーズを決めました。
女の子も腰に手をあてて決めポーズです。
大人はカメラを向けると緊張して顔がこわばるのですが、子ども達はとびっきりの笑顔。
ピースバージョンもあります。
手の向きは日本と比べて裏返しだけど、どこの国もピースは同じですね、ほっこりします。
レゲエダンスを始じめそうな勢い。
またルワンダの子ども達の特徴は、写真を撮っていると、「この子も撮って」と下の子どもたちを連れてきます。
子ども達同士で面倒見合い、上の子が下の子の面倒を見るという社会がしっかり根付いているんだな、と感心します。 子ども達の優しさ、温かさを肌で感じることができます。
ルワンダでは、お金ちょうだいと物乞いして声をかけてくる子ども達はたくさんいます。
ごめんね、と言ってもしばらく後を付いてきます。
そういう時、イラっとしてしまうけど、子ども達だってそんなことしたいわけじゃない。本当なら学校にいって、ご飯をお腹いっぱい食べたいはず。
こんな優しく素敵な笑顔をみると、複雑な気持ちになります。
ルワンダの子ども達:夢を聞いてみた
お医者さんはダントツの人気です。
そして、「ドライバー」という子ども達も多いです。
周囲にドライバーが多いようで憧れだと言います。
あとは、ショップで働くこと、これもお母さんたちをみて育った母への憧れでしょうか。
貧困女性調査をしていると、厳しい現実を聞きます。1日1食食べられない話も聞きます。そんな環境の中でも、子ども達は夢をもっている。
それが私の救いだったし、夢をずっと持ち続けられるように頑張ろうと思う瞬間でした。
