この記事で紹介する「シナジー人脈術〜最小限の力で最大限の成果を生み出すたった一つの方法〜」という本は、成功する人が実践している人脈作りを今から始められるような、身近な方法が書かれています。
成功する人は良い人脈づくりを行なっている。 だから自分も普段付き合う人によって自分の将来が変わってくる、のでと著者は言います。
今、一緒にいる人は今の自分、そして将来の自分です
環境が変わったということはあなた自身が変わったということ
と、名言もたくさん散りばめられています。
この記事では人脈作りの方法も一部紹介しています。この記事を参考に本を手にとってみてください。
目次
本「ジナジー人脈術」今すぐできる成功する人がやっている人脈作りがわかる一冊
この本をオススメする人
人生・ビジネスにおける目標がすでにあって、そのために自分磨きをしているが、他にやるべきことはないか探っている、そんな人にオススメの本です。
したがって目標が定まっていない人は活用はしずらいかもしれません。
著者の紹介と本の概要
自己啓発本は数え切れないほど本屋に並んでおり、有名な自己啓発本は成功するための全般的な考え方、方法、心の持ちようについて説明されている本が多いですよね。
この本の面白いところは、自己啓発本の中でも人脈づくりについて焦点を当てて書かれいていることです。
著者の金川顕教(かながわ あきのり)氏は、偏差値35の高校でヤンキーとつるんでいた高校生でしたが、ある日、名門大学に入るという目標をもちそこから人間関係・環境を変えたことで2浪して立命館大学に合格。
大学入学直後から公認会計士になると決め、在学中に合格したという、まさにここで紹介されている人脈づくりを実践して成功をした方です。
そんな彼が教える人脈づくりは信憑性が高く、信頼感があります。
なぜなら夫と共通しているところがあるな、と思ったからです。
夫も大学在学中に公認会計士の資格を取得しましたが、資格をとると決めるまでは毎晩友達と飲み明かしていたそうです。
そんな彼も「資格をとる!」と決めたその日から友達に会うのをぴったりと辞め、強豪相手を見つけ、環境・時間を管理し合格を勝ち取った尊敬する人。
おそらく夫はこの本は知らなかったかもしれませんが、シナジー効果のある人脈づくりを実践して、成功を手に入れた、という点で重なるところがあり、さらに信憑性が高まりました。
印象に残った内容紹介
シナジー人脈とは
シナジーとは相乗効果という意味で、
シナジー人脈とは一緒にいることで1人でいるときよりも大きな成果をあげることができる人のことを指します。
一つの仕事を分担してやるだけの人 1+1=2 の関係ではなく、
ちょっと優れているものを持っている人が集まって 1+1>2 を作り出す。 これがシナジー人脈。
私は4ヶ月前に起業しました。始めは1人より2人の方が新たな意見を聞けて偏りなく目標に向かっていけると思い、2人で起業しました。
もちろん同じ志をもっていてやりたいことも一緒だったのですが、1人でできる仕事を2人で分担して仕事量が減っただけで、そこからは掛け算で大きく成果があがるようには感じられなかったのです。
結局今は、一人で独立しています。
その時はなぜそう感じたかうまく言葉にできていませんでしたが、本書を読んで、1+1=2で不安を感じた理由がはっきりし、これで正しかったのだと感じられました。
そこから相手との時間が自分の成功とって有効か否か、お互いにどんな良い効果が生まれるか、を意識して考えることが大切なのだとわかりました。
シナジー人脈の作り方
この本は、シナジー人脈作りのためのコツが紹介されているのですが、身近で些細なことを意識したり変えることで実践ができることが紹介されているので、生活に取り入れやすい方法です。
ここでは、一つだけ紹介します。
それは居心地の悪い人と一緒にいる。
普段、約束はしたものの直前になってみて、「ちょっと億劫だな」なんて思う時ありませんか?私はこの人脈づくりのコツを知るまでは、居心地悪い人との食事は億劫になってパスしていました。
居心地悪い人は2パターンあると著者は言います。
1つ目は本当に相手に興味がなく楽しくないから、居心地悪い。
2つ目は、目標とする人。だから緊張して頭をフルにつかう。事前に相手のことを知り、好みや雰囲気を掴み、相手の話を聞き、相手が居心地よく過ごせるように事前情報収拾し、自分らしさが出せる場所で自分をアピールする。だから疲れて居心地が悪い。
大切なのは後者の人に会うこと。
言葉にすると同じ「居心地が悪い人」だけど雲泥の差がありますよね。
シナジー人脈の作り方で大切なこと一つ紹介
シナジー人脈を作るには会いたい相手に会いたいと思ってもらえる自分になる必要があります。
そのための自分磨きのコツ、相手に近づくコツなど紹介されています。
ここでは会いたい相手に会いたいと思ってもらうために特に大切だと書かれている一つを紹介します。
それは
相手にとってプラスの存在になるために与える(情報、なにか手助けする、紹介する)
それも無料で。
本書ではギバーになれと書かれいてます。
相手の役にたちそうなもの、相手を喜ばせるもの、楽しませるものを情報発信して相手に貢献する、それが大切なのだと。
また
自分の「常識」が人の「驚き」になることもある
とも書かれています。だから、自分が当たり前と思っていることもとにかくギバーとなって情報発信していくことが大切なのだと書かれています。
この本では相手を喜ばせる文章・SNS活用のコツもこの本で紹介されています。今からでも始められるコツがたくさん書かれています。