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本:「マザー・テレサ 愛の花束」日々に疲れ、愛を見失っている人にオススメ

読書 マザーテレサ 愛の花束

日々仕事や勉学に励んで充実している一方、複雑な人間関係に疲れたり、人生に寂しさを感じたりするときありませんか?

この記事で紹介する本「マザー・テレサ 愛の花束、身近な小さなことに誠実に」はめまぐるしい日々に疲れた時に手にとってほしい一冊です。

煩雑な日々の中で忘れがちな愛や愛による癒し、人生における「愛とは何か」を再確認できます。

本:「マザー・テレサ 愛の花束」日々に疲れ、愛を見失っている人にオススメ

マザーテレサ

この本を手にとったキッカケ

私は看護師・助産師として人々と関わってきましたが、マザーテレサについて書かれた本をちゃんと読んだことがありませんでした。

医療に従事して5年目、JICA海外協力隊の一員としてラオスで助産師として支援をしていてました。

日々、患者さんへのケアや途上国での支援に精一杯であるがゆえに疲れ、時に冷たく人々に接してしまっていた自分が嫌になっていました。同時に異国、異文化での生活に寂しさも感じていました。

もっと優しくなりたいな、もっと笑顔で1日を過ごしたいなと思っているときに、ふとKindleで目に入ったこの本を読んでみました。

この本を読んで、原点に戻り、自分の活動がいかに素晴らしいものかを再認識でき、誇りを取り戻し、そしてまた人々に愛あるケアができるようになったのです。不思議と幸せな気持ちになったのです。

なぜもっと早くマザーテレサについて知ろうとしなかったのだろうか、と悔やんだのと同時に、日々に疲れていた時にこの一冊に癒された気持ちは決して忘れることができません。

本の概要

この本はマザー・テレサの教えを世の人に伝えるために中井俊已さんによってまとめられました本です。

マザー・テレサは修道女として異国の地インドのスラム街で教育や結核患者のケアに努めました。その功績が認められノーベル平和賞始め多くの賞を得て世界中に知られた偉大なシスターです。

彼女が修道女になるまでの話や、インドで修道女になってから学校や結核患者の世話を始めるまでの話、日々の祈りの話とマザーテレサの生涯にわたる概要を知ることができ、その中での彼女の行いや言葉を聖書の言葉を交えながらまとめられています。

一見、宗教観が強くて読みにくいのでは?を思うかもしれませんが、カトリック信者でない人でも、読みやすいです。なぜなら日々の私たちの生活にも存在する本当に身近なことについて書かれているからです。頭と心にスッと入ってきます。

この本をオススメする人

この本は、日々めまぐるしく生活に疲れふと立ち止まりたいと考えている人、仕事や学校生活、人間関係で心が疲れて人生とは何か再考したい人におすすめの本です。

なぜなら、人生の意味や寂しさを埋めてくれる愛はすぐ目の前にあるということを知れるからです。

愛とは何か

彼女の言葉や行いから愛とは何か、人生の幸福にとって大切なものとは何かを教えてくれます。

結論から言うと、愛とは自分の中にあって、すぐ目の前にある。遠くの途上国の栄養失調で苦しむ子供を助けることではなくて、目の前の家族を愛することなのです。

いっしょに住んだり、または血のつながった親族といった人たちにほほえみをかけることは、あまり親しくない人々に対してほほえみかけるよりもむずかしいときがあるものです。「愛は近きより」ということを忘れないようにしましょう

と彼女は言いました。

家に帰ってくるとホッとするのは、慣れ親しんだ家だから、だけではなく、愛がそこにあるから。自分を大切にしてくれる親や夫・妻、家族がいるから。

当たり前のように生きているこの瞬間にも愛はそこにあって、忙しい日々や遠くのいらないことに囚われて忘れられてしまっていることに気づきます。

愛の与え方

まずは身近な人にほほえみを与えることが大切だと彼女は言いました。

微笑むということは相手を大切に思う気持ちの表れですよね。

目の前の人に愛を込めて誠実に親切に接する。

忙しいとついつい忘れてしまうことですよね。

あなたの中の最良のものを、世に与えなさい。

大きなことでなくていい。本当にささいなことでいい。

微笑みでも良い。

誰かの荷物をもってあげるとか、そういうことでいい。

その時に大切なことは

大切なのは、どれだけたくさんのことや偉大なことをしたかではなく、どれだけ心をこめたかです。

と彼女は言います。

また、彼女でさえも微笑みを続ける中でも孤独を感じていました。だから私たちも孤独に感じてもいいのだと気づけました。

彼女は孤独と向き合い、祈り、その中で、身近にある小さな行いをし続け、世界中に知られる大きな功績をあげたのです。

最後に

マザーテレサの言葉や行いから愛が何か、自分にできることはないかということが延々に書かれている本ですが、一つ一つの言葉が心に沁み、読み進めるうちに自分の心が癒されていくのが感じられるでしょう。

日々の生活に疲れたとき、この先の人生に迷いを感じたとき、愛が何かわからなくなったとき、是非読んでみてください。

 

ABOUT ME
Chisato823
千里(Chisato) ルワンダ在住、助産師。 ビジネスで女性支援をするためAfricanDaisyを設立 元青年海外協力隊(27-3/ラオス) バツイチ再婚、遠距離恋愛も経験済み。 アフリカ旅情報やルワンダ女性のこと、書評や日常など書いています。