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本「アルケミスト」を紹介:成長するにつれ諦めている大切なことを教えてくれる大人の童話

本 アルケミスト

この記事では世界中のベストセラー小説「アルケミスト」を紹介します。

一人の少年が宝物を見つける旅物語の中に私たち特に大人にとって大切な人生への教えがたくさん散りばめられている一冊です。

本「アルケミスト」を紹介:成長するにつれ諦めている大切なことを教えてくれる大人の童話

概要

1988年に出版されたパウロ・コエリーリョの「エル・アルケミスタ」の日本語訳です。

原著書はポルトガル語で書かれていましたが、著者である山川紘也・亜希子氏とアメリカ人のアラン・クラークが英訳された「The Archemist」を日本語にし、1994年に単行本として日本語訳が発行されました。

羊飼いの少年サンチェゴが夢に導かれ宝探しの旅に出るという物語は、読みやすく、それでいて人々が忘れている夢を追いかけることの大切さや愛など人生にとって大切なことを教えてくれる「星の王子さま」を思い出されるような一冊です。

原著書「エル・アルケミスタ」を書いた作家パウロ・コエーリョの紹介

1947年ブラジルに生まれます。法律学校に入学しましたが、1970年に突然中退し、世界各地に旅にでます。2年後帰国した後に歌の作詞を手がけ、ブラジルの人気歌手の歌う彼の詩はヒットしました。

1974年、軍事独裁政権に対する反政府活動に関与したと疑われ投獄されます。出獄後もしばらくはレコード制作を手がけまが、1979年、再び世界を巡る旅に出ます。

1987年「星の巡礼」を出版し、作家デビュー。当初なかなか売れませんでしたが、1988年「アルケミスト」はブラジルでヒットしベストセラーとなってのちに38ヶ国語に翻訳されます。

オススメする人

星の王子さまが好きな人にオススメします。

夢見ていることをいつでも実行できることを教えてくれる一冊です。

内容

羊飼いの少年サンチェゴは子供が少年をピラミッドに連れて行き、そこに宝物があるということを教えられる夢を2度見ます。そして、その夢に従い、宝物を見つける旅にでます。

宝物を見つけるために、少年は大切な羊を手放す決断をし、愛する人と離れ、また、お金を失いますが、直感を信じて旅を続けます。その旅を通して人生において大切なことを学んでいくのです。

印象に残った一部を紹介:運命とは何か

少年は旅に出るとききっかけとなる王様に出会います。

王様は少年に運命とは「いつもやりとげたいと思ってきたこと」だと教えます。

小さい頃はみんな運命とは何か知っている。でも、大人になるに連れて、’不思議な力’が自分の運命を実現することは不可能だと思うようになるというのです。

本来その不思議な力は、運命を実現するために必要なことを教えてくれるものだとも言います。王様は言います、

おまえが誰であろうと、何をしているようと、おまえが何かを本当にやりたいと思う時は、その望みは宇宙の魂から生まれたからなのだ。それが地球におけるお前の使命なのだよ

 

夢を実現する間には不思議な力が時に困難や決断を迫らせることがある、それが不思議な力、運命を実現するために必要な力だと気づき、直感を信じて乗り越える力を持てるかどうかで運命を実現できるか否か、が変わってくるのだと教えてくれているように感じました。

 

ABOUT ME
Chisato823
千里(Chisato) ルワンダ在住、助産師。 ビジネスで女性支援をするためAfricanDaisyを設立 元青年海外協力隊(27-3/ラオス) バツイチ再婚、遠距離恋愛も経験済み。 アフリカ旅情報やルワンダ女性のこと、書評や日常など書いています。